Philosophy

Thinking output ~思いをカタチに~

今の世の中には、いろいろな物や情報で溢れかえっています。

自分が望んでいなくても、いつのまにか誘導されることもあります。

現在ある便利だと言われている世の中を本当に望んでいたのか…

最近、自分でもふと疑問に思うようになりました。

デザインという仕事をしている以上、自分が今まで携わってきたデザインにも
消費を促進させるためのデザインも数多くありました。
しかし、デザインはそういったものだけではないのでは…
と考えるようになりました。
(これを言ってしまうと今までのデザインを否定してしまっているようですが…)

これからの社会には「人の幸せのためのデザイン」も必要ではないでしょうか。

それは消費者経済以外の地域、教育、子育て、芸術、文化など、より良い社会へと

つながる可能性のある分野にこそ、デザインは必要なのではないかと思っています。

これからの社会には「ソーシャルデザイン」と言われるものが今以上に

必要になるはずです(ソーシャルデザイン=より良い社会を作るためのデザイン)

デザインをするだけではなく、問題を解決していくことも重要だと思います。

WAXは、スローガンとして "Thinking output ~思いをカタチに~"を胸に

「人の幸せのためのデザイン」を目指し、進んでいきます。

そして、地域社会をより良い環境にしていきたいと考えています。

また、今までの知識や経験を売り上げや利益につなげるだけではなく、

人の心を豊かにする活動や企画などにもつなげたいいきたいと思っています。

 

ただ資本の意図の一端を担うのではなく、デザイナーとしての自覚を持って、

そのデザインの現場での、自分なりの真実を見据えていきたいと考えています。

 

WAX代表

鈴木 一也